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中華人民共和国 その2 「郷には入れば郷に従え」

TBSの番組、「情熱大陸」は、単なる人物紹介で終わらない、
数少ない好きな番組です。
特に、ある人物の1面と、時代の変遷とが、接触する瞬間を
見事に取ら得ていることが素晴らしい。
多くのドキュメンタリー番組が、視聴者を引きつけるために、
過剰なナレーションや、細かいカット割りで、
「演出」してしまうのに比べ、この番組は、
先に書いた、ある瞬間を、そのまま見せてくれる点が、優れています。

本題に入ります。先日は、建築家、迫慶一郎氏を、取り上げていました。
彼は「SAKO建築設計公社」を、中国で設立し、
あの国で、仕事をしています。

すでに受注した複合施設の件で、
内装は、監修のみという契約なのに、実質的には、設計を要求され、
しかも、彼の美意識には無い要求が多いという問題が起きていました。

受注金額と、設計にかかる費用が見合わなくなっていることを解決する
重要な会議に、彼は充分な準備をしていきましたが、
肝心のクライアントは、突然、その地域の地価がどう高騰するかの話を
クライアント内部で始めてしまい、迫氏は、準備していったことを、
何も語れずに、約束した終了の時間で、すたすたと帰る、
クライアントをにこやかに見送るだけでした。

これが、日本国内であれば、あり得ない話ですよね。
でも、迫氏は、怒らなかった、番組の冒頭で
「郷には入れば郷に従え」ということわざが、出てきましたが、
彼は、それを実践していました。

かといって、彼の会社が傾いたり、彼が望まない建物が建っている訳
でもない、無論、彼の努力で、そうなっているのですけどね。

何故、この話を、このブログで紹介したかと言えば、
外交も、同じではないかと思うからです。
同じ中国相手に、日本は、いくつもの案件を抱えています。

特に、東シナ海、海底油田の問題は、共同開発という言葉にさえ
激しく抵抗される方々もいます。

しかし、本当に重要なことは、あの地域で取れる石油を始めとする
資源を、少しでも多く、日本のものにすることであり、
大上段に、国境線の話や、排他的経済水域の権利を、互いに平等に
する意思統一ではないと思います。

つまり、一部の方々が言っている、某かの外圧をかけたり、
首脳会談レベルで、一発で解決を望んでも、
すべての権利を日本に戻すことは、困難です。

迫氏に学んで、「郷には入れば郷に従え」の構えで、
最終的に、日本に有利な展開に持ち込めればと、私は思っています。

無論、外交政策が、それだけでいいとは言えません。
「情熱大陸」のラストシーンで、迫氏が、初めて造った建物の前で、
「もう、クライアントからの支払いは、全てされたのですか?」に
迫氏は「今は、ちょっと、言えないくらい、わずかな金額をもらっただけです」
と、笑いながら、答えていました。
その笑顔には、最終的には支払わせるという意志も感じました。

私が言いたいのは、最近、何事も、一刀両断に解決せよ
という世相を感じますが、そう簡単に、ものごとは進展しないという事、
そして、同時に解決への努力の手を休めては、ならないという事です。
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2008年01月22日 出来ること トラックバック:0 コメント:0












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