スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

形の無いものへの対価

日本アニメーター・演出協会(JaniCA)の調査によれば
アニメーターの平均年収は105万円、原画が主な方で232万円
演出で333万円、監督でも495万円

宮崎駿さんが、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞をとるかどうかが
話題にあがるなど、日本のアニメが世界的に高い質を誇ること、
周知のことです。

そもそも手塚治虫氏の、アニメの創世記における努力から始まり
(彼に予算面での功罪があること、今回は、死者にむち打つようで、
私の想いで割愛します)
今日では「スピードレーサー」「アストロボーイ」など、
ハリウッドが認める高品質な作品を、多々、生み出しています。

それを支える方々の収入が、上記のようなこと、愕然とします。
作品を造るには、当たり前のことですが、創造に集中する為に
生活の心配など無いことが、肝要です。

「芸術」という額縁の中では、社会も、それを認めています。
年収300万円の、著名な(クラシック音楽)指揮者がいますか?
芝居や、映画の入場料は「高い!」としばしば、言われますが
「オペラ」「クラシックバレエ」の入場料、高いとは言われても
「芸術的価値が高いから、いたしかたが無い」と考えられては
いませんか?

アニメも、そうあって当然かと思います。
プロスポーツの世界でも、年収が億で語られます。

社会が認める貴重なことに従事している人、みな、等しく対価があって
当然だと思います。

アニメや、芝居では、今でも
「好きなことやって金もらえるんだから、多少苦しくても仕方ないよ」
こんなことを平然という方にお会いすること、少なくはありません。

では、イチロー氏に向かって
「好きなことやって金もらえるんだから何千万、何億は貰いすぎだよ」
って言えますか?
「たかが、ヴァイオリンが、何億! 無駄、無駄、練習すれば、
いい音でるよ、道具に頼ってはダメだよ」っていいますか?

他の世界をうらやむのでは無く、TVニュースや、新聞が取り上げる事
=目に見える成果
には、対価があって当然

アニメーターや新聞には載らないが優秀な監督、原画担当
=目に見えない成果
には、対価を考えない

この違いが「貧しい」と思うのです。

TVや新聞が話題にするから「エコ」が大事で、税金を使って
または減税という形で、評価するのではなく、
温暖化=水面上昇=対策が必要=対策に関わる無名の識者へ対価を払う。

国民は、自分たちの生活を支えている、形にならないものへ対価を払う
そういう循環を造らねば、国民は、我々は、
貧しい生活を送ることになります。

日本国憲法 第12条 
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

形にならないものへ対価を払うことも、「国民の不断の努力」
だと、考えます。
スポンサーサイト

2009年06月03日 やるべきこと トラックバック:0 コメント:0












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。