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亡くなった自衛官の為に

空自がイラクから帰還し、とりあえず、自衛隊は国内います。
出迎えの儀式で、お偉いさんが、決まり事のように
「無事の帰還・・・お疲れ様でした」といった言葉を口にしますが、
みなさんは、イラクに行かされた自衛官で、亡くなった方々が
いることを知っていますか?

以下は、平成19年11月2日、照屋寛徳氏の、
「イラク帰還自衛隊員の自殺に関する質問主意書。」に
福田総理(在任中)衆議院議長、河野洋平氏(在任中)が
回答したものです。
(照屋寛徳氏のブログ『Target戦略、あるいは目標の重要性』http://blog.goo.ne.jp/toriya_2005/e/
51a0f2ac5377526770627b2fe1b7ca6e
より、引用させて頂きました)

『イラク特措法に基づき派遣された隊員のうち在職中に死亡した隊員は、
陸上自衛隊が十四人、海上自衛隊が二十人、航空自衛隊が一人であり、
そのうち、死因が自殺の者は陸上自衛隊が七人、海上自衛隊が八人、
航空自衛隊が一人、病死の者は陸上自衛隊が一人、海上自衛隊が六人、
航空自衛隊が零人、死因が事故又は不明の者は陸上自衛隊が六人、
海上自衛隊が六人、航空自衛隊が零人である。』

35人の死者、内、自殺者が16人、事故死又は不明者が12人
を出したという事実を政府も把握し、公開しています。

では、国内の状況と、イラクへ行った自衛官を自殺者の数で比較すると、
警察庁統計資料によれば、平成19年で、自殺者が約3万人
統計局、平成20年11月の資料によれば、労働人口は約6千万人
つまり、労働人口の約0.05%が自殺していることとなります。

イラクへ行った自衛官は、先の答弁によれば、延べ約2800人
自殺者は、前記の通り、16人。
イラクに行った自衛官の場合は、約0.57%が自殺しています。

つまり、国内で働く人達の約10倍の人が自殺していることになります。
明らかに異常な数字であり、何故こうなったか、
ハッキリさせるべき問題です。

年末、大不況で、派遣切りを始めとした人達が、どうやって年を越すか
が大きな問題となっている中、12月15日、麻生総理は
『アフリカ・ソマリア沖の海賊対策に関し、自衛隊法の海上警備行動発令による
海上自衛隊艦船派遣の検討作業を加速させる方針を固めた。』と発表。
(読売新聞より引用させて頂きました)

確かに海外にいる国民の安全を守ることは、
国家の責任であり、急務です。

しかし、前記のように異常な数の自殺者を出した、イラク派遣の実情を
検証もせず、自衛隊派遣を派遣させる。
「海上警備行動発令」とは、海上保安庁で対処出来ない時に
自衛隊が出動すると、定められただけの法令で、具体的に現場で
どういう状況で、誰が、具体的な行動をするかは、決まっていません。

これでは海賊に、勝ち目は無い、というより、何も出来ないまま、
自衛官が死ぬだけです。まるで太平洋戦争の愚行「特攻」です。

そうこうするうちに、海自特殊部隊「訓練」暴行死、
空爆長、田母神空爆長の論文問題など、
シビリアンコントロールが有効に機能していない、
自衛隊内にも、様々な問題が起きていることが
ハッキリして来ました。

私は、海賊に怯えながら、船に乗る方々を軽んじてはいません。
ただ、自衛隊が、組織の存続、隊員の生死に関わる問題を
抱えていることが明確になった今、それらを解決しなければ、
自衛隊を派遣することは、先に書いた「特攻」だと言っているだけです。

なにより、実際にソマリアに行けば、戦後初の国家の意思による
殺人が行われることは、明らかです。
(恐縮ですが、私は死刑廃止を望んでいます。勝手ながら、
詳細は次の機会とさせて下さい)

イラク派遣のように、新法で、良くも悪くも、行動を縛り、
「安全な地域」と呼ばれる、ところに行くのとは、根本から違います。

「武力では、何も解決出来ない」という、今や世界の常識とも言える
考えから後退しています。憲法にも
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久に これを放棄する。」
と明記されています。

戦死者を弔った60数年間の日々が、たった1発の銃弾で
踏みにじられることは、目に見えています。

明らかに、海自派遣は、止めるべきです。
それに伴い、民間船がソマリア海を通れなくなり、私の日常生活に
支障が出ても、結構です。

私は個人として、日本国国民として
「誰も殺したくない、誰も戦争で死なせたくない」
イラク派遣で亡くなった自衛官のことを思うと、
より、そう思ってしまいます。
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2009年01月07日 許されない トラックバック:0 コメント:0












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